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 青山円劇カウンシルファイナル『赤鬼』

  今、最も勢いのある実力派俳優と描く、中屋敷法仁の新たなる挑戦。
  2014年6月上旬より青山円形劇場にて上演決定!


■「他者」無き時代に、新たな「境界線」を   --中屋敷法仁

青山円劇カウンシルファイナル『赤鬼』現代の日本社会に『赤鬼』という演劇を投じる必要を感じている。
東日本大震災以降、この国では、他者との絆を強め「ひとつになる」ことが殊更にもてはやされてきた。この題目自体は決して間違ったものではない。しかし、「絆を結べない」「ひとつになれない」という人間の本質的欠陥については、無視されてしまっているように思う。
人と繋がることが容易にできると、誤解してはいないだろうか。

我々は「ひとつになる」のが苦手な生き物だ。壁の無いところに壁を作り、常に他者を排除しながら生きてきた。差別や排除の全く無い時代を目指す為には、その現実を受け止めなければならない。戯曲『赤鬼』はそんな人間の普遍的な性質を表現している。
差別され、排除されながら、しかし強く生きて行く人々の姿を描いている。様々な国境を越えてきた『赤鬼』を再び呼び起こし観客に改めて「他者」と「境界線」の存在を気付かせたいと思っている。

また『赤鬼』は、表現手法においても、現代人に求められる要素が多い。俳優の「身体」と、そこから発せられる「言葉」のみでドラマを立ち上げる手法は観客のイマジネーションをどこまでも刺激する。現代社会の生活は、我々の想像力を狭く、乏しくなるように仕向けてくる。今一度、俳優たちの体から立ち上げるダイナミズムで演劇の可能性に挑戦し、現代の観客に豊かな想像力を取り戻してもらいたい。


作品紹介 ▼日程詳細 ▼演出家作家出演者プロフィール ▼公演スケジュール変更のお知らせ

公演スケジュール変更のお知らせ
(1)公演中止のお知らせ

 このたび制作上の都合により予定しておりました、6月9日(月)19:30開演の公演を中止いたします。
 既にチケットをご購入頂いているお客様には、大変ご迷惑をおかけすることとなってしまい、誠に申し訳ございません。なおご購入頂いたチケットに関しましては、個別に対象のお客様にチケット販売元から順次ご連絡し、観劇日の振替及び払い戻しのご対応をさせて頂いております。

◆公演中止に関する問い合わせ先: ゴーチ・ブラザーズ 03-6809-7125(平日10:00〜18:00)
(2)追加公演のお知らせ

 また、ご好評につき新たに以下の日程で追加公演を決定いたしました。
 ぜひこの機会をご利用くださいませ。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 青山円劇カウンシル主催/こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング
●追加公演:
13日(金) 15:00 開演
14日(土) 13:00 開演/14日(土) 17:00 開演
●チケット: 追加公演チケット発売日 2014年5月31日(土) 10:00am 発売開始
※プレイガイド情報等(チケットぴあ・イープラス・ローソンチケット)

『赤鬼』 作品紹介
【作品紹介】
1996年初演。富田靖子、段田安則、野田秀樹の3名の日本人俳優と、赤鬼役に、ロンドンよりアンガス・バーネットを迎え、4名の俳優にて上演。人種間における差別という普遍的なテーマを、巧みな言葉と軽快なテンポで痛快に描き出す同作品は、大きな話題を呼ぶ。
その後2004年に、タイ版、ロンドン版、日本版の3バージョンにて上演。現地でのワークショップを経て創作された、タイ、ロンドンバージョンでは“赤鬼”役を野田秀樹自身が演じ、再び大きな注目を集める。
同作品にて、第4回朝日舞台芸術賞、第12回読売演劇大賞演出家賞、作品賞を受賞。
【ストーリー】
ある日、村の砂浜に肌の色も言語も違う異人が打ち上げられる。
村人はそれを「赤鬼」と呼び、村八分にされている「あの女」が呼び寄せたという偽りの噂が広まる。赤鬼は人を喰うと誤解され、村人に迫害されたあげく処刑されることが決定する。あの女は徐々に赤鬼と心を通わせ、赤鬼が人でなく花を食べること、理想の地を求めて浜にやってきたことを知り、白痴の兄「とんび」、嘘つきの「ミズカネ」と共に、赤鬼を救出しようとするが…。

公演日程詳細
●公演名: 青山円劇カウンシルファイナル『赤鬼』
●日時: 2014年6月4日(水)〜15日(日)
●会場: こどもの城 青山円形劇場
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-1 TEL:03-3797-5678
http://www.aoyama.org/
●作・演出: 作:野田秀樹/演出:中屋敷法仁
●出演: 黒木華 柄本時生 玉置玲央 小野寺修二
●主催: こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング
●チケット前売: 5月10日(土) 10:00〜 一般発売開始
※5/8〜5/9の、チケット先行予約は終了いたしました。
●チケット料金: 前売¥6,500(全席指定/税込)
●チケット取扱い: ・チケットぴあ  http://pia.jp/t/akaoni/ (PC/携帯/スマートフォン共通)
 チケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクスでも直接販売
 発売初日特電:0570-02-9940(Pコード不要/5月10日(土)10:00〜23:59)
 発売2日目以降:0570-02-9999(Pコード:436-294/5月11日(日)以降)

・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:34939) 0570-000-407(オペレーター対応)
 http://l-tike.com/akaoni/ ローソン・ミニストップ店頭Loppi

・e+(イープラス) http://eplus.jp (PC・携帯) ファミリーマート店舗(店内Famiポート)
●お問い合せ: 【公演に関するお問合わせ】
有限会社ゴーチ・ブラザーズ 03-6809-7125(平日10:00〜18:00)
http://www.gorch-brothers.jp/

作家・演出家 プロフィール
演出家:中屋敷法仁
中屋敷法仁1984年生まれ、青森県出身。

青山学院大学在学中に「柿喰う客」を旗揚げし、以降、全ての作品の演出を手掛ける。人間の存在や現代社会の退廃的な面を皮肉たっぷりに描き、観客から冷笑を誘うような舞台を生み出すことを得意とし、虚構性の高い独特の演出法 は「反・現代口語演劇」の旗手として注目された。

2012年7月には若干28歳にてパルコ・プロデュースへ抜擢され、同年9、10月に上演した柿喰う客『無差別』 では第57回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされる。また、三重県文化会館やりゅーとぴあ、新潟市民芸術文化会館などの公共ホールとのレジデンス型共同創作、中国・韓国・日本の三ヶ国の俳優による国際共同創作など、勢力的に活動を展開し、同世代を牽引するアーティストの一人である。
作家:野田秀樹
野田秀樹1955年生まれ 長崎県出身。

劇作家・演出家・役者。
東京芸術劇場監督、多摩美術大学教授。東京大学在学中に「劇団 夢の遊眠社」を結成し、数々の名作を生み出す。92年、劇団解散後、ロンドンに留学。

帰国後の93年に演劇企画製作会社「NODA・MAP」を設立。
『キル』『パンドラの鐘』『オイル』『THE BEE』『パイパー』『ザ・キャラクター』『南へ』『エッグ』など次々と話題作を発表。故 中村勘三郎丈と組んで歌舞伎『野田版 研辰の討たれ』『野田版 鼠小僧』『野田版 愛陀姫』の脚本・演出を手掛けるほか、海外の演劇人と積極的に作品を創作するなど、演劇界の旗手として国内外を問わず、精力的な活動を展開。09年10月、名誉大英勲章OB受勲。
09年度朝日賞受賞。11年6月、紫綬勲章受章。

出演者 プロフィール
黒木華 Kuroki Haru
黒木華1990年生まれ、大阪府出身。

2010年、NODA・MAP番外公演「表に出ろいっ!」のヒロインオーディションに合格。中村勘三郎氏(父役)と野田秀樹氏(母役)との3人芝居で娘役に大抜擢され、1ヶ月間の上演を果たす。

2013年には連続テレビ小説『純と愛』、『リーガルハイ』第2シリーズなどのテレビドラマでレギュラー出演。映画、『シャニダールの花』や『舟を編む』での演技が評価され、キネマ旬報ベストテンや日本アカデミー賞など、日本の主要映画賞の新人賞を受賞した。2014年には『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。現在は連続テレビ小説『花子とアン』に、主人公はな(吉高由里子)の妹かよ役で出演中。
柄本時生 Emoto Tokio
柄本時生1989年生まれ、東京出身。

映画Jam Films『すべり台』(2005年・アベユーイチ監督)に主演しデビュー。2008年には『俺たちに明日はないッス』(タナダユキ監督)に主演し、第2回 松本CINEMAセレクトアワード最優秀俳優賞を受賞。最近では、大河ドラマ『八重の桜』、テレビドラマ『福家警部補の挨拶』にレギュラー出演。2014年にフジテレビ+で配信されたドラマ「世界一即戦力な男」では、主演・菊池良役を演じ話題となった。映画、『さや侍』『ジャッジ!』『愛の渦』、などに出演。
舞台では『友達』(岡田利規演出)、『ゴドーを待ちながら』(森新太郎演出)、ミュージカル『愛の唄を歌おう』(宮本亜門演出)、『そして誰もいなくなった』(柄本明演出)など幅広く活動を続ける。
玉置玲央 Tamaoki Reo
玉置玲央1985年生まれ、東京出身。

私立関東国際高校演劇科を卒業後、中屋敷法仁と出会い、劇団「柿喰う客」 の中心メンバーとして活動中。

自身でも演劇ユニット「カスガイ」の主宰として演出にも挑戦している。舞台を中心に活動し、劇団公演のみならず、『ロミオ&ジュリエット』(ジョナサン・マンビィ演出)、パルコプロデュース『こどもの一生』(G2演出)、『真田十勇士』(宮田慶子演出)、『SEMINAR-セミナー-』(栗山民也演出)などプロデュース公演に次々と出演。
近年、WOWOW『ヒトリシズカ』、NHK『足尾から来た女』など映像作品へも積極的に出演する今注目の若手俳優。
小野寺修二 Onodera Syuuji
小野寺修二1966年生まれ、北海道出身。
演出家。カンパニーデラシネラ主宰。日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。
95年〜06年、パフォーマンスシアター水と油にて活動。その後文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として1年間フランスに滞在。帰国後、カンパニーデラシネラを立ち上げる。作品はマイムの動きをベースに台詞を取り入れた独自の演出で、世代を超えた観客層の注目を集めている。主な作品として、『あらかじめ』(11年青山円形劇場)、『オイディプス』(11年静岡芸術劇場)、『カラマーゾフの兄弟』(12年新国立劇場)等。また、ダンストリエンナーレトーキョー2012にて『ロミオとジュリエット』、瀬戸内国際芸術祭2013にて屋外劇『人魚姫』を発表するなど、劇場内にとどまらないパフォーマンスにも積極的に取組んでいる。近年は、音楽劇や演劇などで振付の担当もしている。『叔母との旅』(松村武演出)ステージング、『ハーパー・リーガン』(演出:長塚圭史)の振付にて、第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞受賞。

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