近藤良平が青山円形劇場でソロ公演を敢行!強力クリエイター陣を味方につけ、まだ見ぬゴールを目指す。
近藤良平が、この秋青山円形劇場を舞台にソロダンス公演を行う。コンドルズでの公演はもちろん、振付家としての単独公演は過去にも数多行ってきた近藤だが、純粋なソロダンスというのはそうはない。今回のソロにしても、2005年に上演した『誓いの休日』以来実に6年ぶりのこと。また青山円形劇場の舞台を踏むのは2008年のコンドルズ公演『UFO』以来3年ぶり、ソロとしては今作が初登板となる。
近藤良平、43歳。なぜ、今、ソロなのか?
問いに対して近藤は、「その時が来た」と語る。
「僕はどちらかというと団体戦をやることが多いし、正直なところ常にソロをやりたいと考えている訳ではなくて。だけど、今ってちょうどひとりを楽しめる時期だと思うんですよね。
例えば20代後半の頃は、舞台に立つことに対して何かを背負わなきゃいけなかった。でもこの歳になってようやく舞台を大らかに面白がれるというか、いい感じに暴れられる時が来たかな、という気がしています」
近藤が自ら掲げたタイトルは、『11DANDY』。ファンならすでにお気づきだろう。自他共に認める大のサッカー好きとして知られる彼。11=サッカー選手の数でもある。さらに本作のテーマカラーとなる白×水色のボーダーは、自身のルーツにあたるアルゼンチンの国旗から来たものだと話す。
「子供の頃暮らしていたブエノスアイレスって、アルゼンチンの首都でもあり、“南米のパリ”とも言われるような憂いのある美しい街。そこに暮らす男たちもまさに“DANDY”な感じで、幼いながらも当時の僕はそういうところが大好きだったんですよね。アルゼンチン=サッカーでもあり、やっぱりサッカーって僕の人生において切り離せないというか……」
キーワードは、11人の男たち。彼らはいずれもどこか奇妙で、一風変わったクセ者ばかり。あるのかないのかわからない、ゴールを目指し駆け巡る。舞台に立つのは、もちろん近藤良平ただひとり。円形劇場という逃げも隠れもできない場所で、自らを徹底的にさらけ出す。とはいえ、それは決して孤独な作業ではない。今回の創作に際し、強力クリエイター陣が続々と参戦。
なかでも日比野克彦が手がける舞台美術は、本公演の注目すべきトピックのひとつだ。「日比野さんは僕が尊敬するアーティストのひとり。プライベートでは長いこと親しくさせてもらってきたけど、一緒にステージをつくるのは初めて。何より彼は僕以上のサッカーファン。その辺でも気が合っちゃって(笑)」加えて衣装は國時誠&國時里織が、音楽はハナレグミが、宣伝デザインは森本千絵がと、今をトキメク才能が近藤のもとに集結し、ひとつのステージを築き上げてゆく。
「完璧なゲームをつくりたいんですよ」と、近藤。そこには“コンドルズの近藤良平”とはまた違う、ひとりのダンサーとしての決意が滲む。「いつも人前に立っているけど、今回はどこか違う感じがあって。このステージではお客さんから届く生の刺激も受け止めつつ、自分なりの完全試合を探したい。ただ僕が“決意”って宣言しちゃうと、みんなも決意して観なきゃいけない(笑)。
それじゃ疲れるし、僕自身気持ち良くソロができる時が来たというのは間違いのない事実。なので、とにかく楽しくやりたいなと思う。だからみんなも面白がってくれたら最高だし、そんなステージにしたいですね」(text・小野寺悦子)
▼近藤良平プロフィール
| 公演日程詳細 | |
|---|---|
| ●公演名: | TOKYO DANCE TODAY #7 近藤良平ソロダンス公演 「11DANDY」 |
| ●日時: | 2011年10月19日(水)〜23日(日) 10/19(水) 19:30開演 10/20(木) 19:30開演 10/21(金) 19:30開演 10/22(土) 14:00開演★/18:00開演 10/23(日) 15:00開演 ※開場は開演の30分前 ※スケジュール表にて開演時間をご確認ください |
| ●会場: | こどもの城 青山円形劇場 |
| ●作品: | 「11DANDY」構成・振付・出演:近藤良平 平成23年度(第66回)芸術祭参加公演 |
| ●料金: | 前売¥4,000/当日¥4,500(全席指定・税込) ★10/22(土)14:00開演の回に限り、こども・学生料金の設定あり 公演当日に年齢確認をさせていただく場合がございますのでご了承下さい 3才以上高校生まで 前売のみ¥2,500(税込) ※3才未満の入場はご遠慮願います ※演出の都合により、開演時間を過 ぎますと、しばらくの間ご入場をお待ちいただく場合があります |
| ●前売: | 2011年8月28日(日)発売開始 |
| ●チケット: | ・チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:415‐015] http://pia.jp/t/ ・e+(イープラス) http://eplus.jp/ ・JCDNダンスリザーブ http://dance.jcdn.org/ |
| ●主催: | 財団法人児童育成協会(こどもの城 青山円形劇場) |
| ●助成: | 文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業) EU・ジャパンフェスト日本委員会 |
| ●お問合せ: | こどもの城 劇場事業本部 TEL:03-3797-5678 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-1 http://www.aoyama.org/ |
| ◆スタッフ: | 舞台美術:日比野克彦 衣裳:國時 誠/國時里織(STORE) 音楽:ハナレグミ 宣伝デザイン:森本千絵(goen°) 映像協力:芳賀 薫(THE DIRECTORS GUILD) 古道具:柿本 景(poefu) 照明:坂本明浩(OneDrop) 音響:原嶋紘平(SONICWAVE) 舞台監督:筒井昭善 プロデューサー:勝山康晴(ROCKSTAR)/小野晋司(青山円形劇場) |
| 近藤良平 プロフィール | |
|---|---|
◆近藤良平: コンドルズ主宰 振付家 ダンサー![]() ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。 世界20ヶ国以上で公演、ニューヨークタイムズ紙絶賛、渋谷公会堂も即日完売させた、学ラン姿で踊る男性のみのダンス集団・コンドルズ主宰。 NHK連続テレビ小説「てっぱん」オープニング振付出演。NHK紅白歌合戦出場。NHK総合「サラリーマンneo」内「テレビサラリーマン体操」などで振付出演。また、NHK教育「からだであそぼ」、「あさだからだ」に振付出演。 第四回朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞。TBS系列「情熱大陸」出演。「週刊AERA」の表紙にもなる。 あまたの映画、演劇、CMの振付家として活躍。他にも野田秀樹演出、NODA・MAPの四人芝居「THE BEE」で鮮烈役者デビュー。前田哲監督映画「ブタがいた教室」などに役者として出演。 サントリーボス「シルキーブラック」TVCMにも出演。三池崇史監督映画「ヤッターマン」、宮崎あおい主演「星の王子さま」等の振付も担当。 青山劇場では2006年コンドルズ「HONEY」(ダンストリエンナーレトーキョー)、青山円形劇場では2008年コンドルズ「UFO」(TOKYO DANCE TODAY #1)を上演。一方、横浜国立大学、立教大学等でもダンスを教えている。 著書に「近藤良平という生き方」(エンターブレイン)、「からだと心の対話術」(河出書房新社 )がある。愛犬家。 |
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