●出演者は、役者として、遊◎機械/全自動シアターの高泉淳子と白井晃、陰山泰、そしてミュージシャンはヴァイオリニストの中西俊博を中心としたユニットという息のあったメンバー。舞台は、あるレストランの開店から閉店までをショートショートのお芝居と生演奏の音楽で綴ります。役者は、レストランのオーナーであったりギャルソンであったりお客さんであったりと数々の役に変わりながらショートドラマを演じ、音楽家はさながらそのレストラン専属のバンドマンといった役回りで中西俊博のオリジナル曲やスタンダードジャズで奏でます。
劇中にはショータイムもあり、そこでは自称専属歌手「ぺギー冨岡」を始めとする個性派の名(迷)キャラクターたちが歌やダンスを交えて思い切り楽しいステージを展開します。
観客は、時に大笑いし、時にうっとりし、時にしみじみしながら、観終わった後、このレストランの名が実は「人生」というのではなかったのかと思い始めます。そして、観客自身もまた人生という名のレストランで、決まり切ったコース料理でなく自分自身の「ア・ラ・カルト(一品料理)」を選びながら、今を生きている(ライブしている)のだと言うことに気付き始めます。『ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン』は、そのような想いと願いを込めたステージです。