■カンパニーコメント
1974年創立以来独自の創作劇を目指して、劇団青い鳥は活動を続けてまいりましたが、1993年、20周年を迎えたことを契機に、『最終版ゆでたまご』の公演終了後、劇団としての活動を休止し、それぞれが個人として自分自身のやりたいことを再び模索し始めました。そして、現在の活動については、先日、NHKのドキュメンタリー『彼女たちの歳月〜青い鳥の幸福探し〜』でもご覧いただけた方も多いことと思います。
演劇活動については、現在は個人、プロジェクトでの企画公演を行っております。本年、5月には芹川藍が中心となり「芹川藍A・SO・BOプロジェクト」による公演、芹川藍が原案・演出・出演、高彩裕子と近内仁子がドゥエルナ・アインのペンネームで作を担当、『桂木先生砂漠で踊る〜実験〜』を東京・中野のザ・ポケットで行いました。この公演は8月には韓国KOCHANでの国際演劇フェスティバルに参加、11月には札幌での公演を予定しております。
また、今回10月には、1994年の『ありがとうママン』以来の青い鳥スペシャルプレゼンツを『銀の実時間』と題して行います。これは「第13回青山演劇フェスティバル〜1999再生へ〜」の参加作品です。この公演は芹川藍が作・演出・出演、伊沢麿紀、高彩裕子、近内仁子の劇団青い鳥の役者に加えて、芹川藍が6年前より大阪で行ってきた
「自己発見表現講座」の修了生であり、「芹川藍創造塾びいどろん」のメンバー6名が出演します。
現在、「芹川藍創造塾びいどろん」は年に一回の公演を大阪で行い、一人もプロの役者はいませんが、独自のファンを獲得しつつあるユニークな創造集団です。
劇団青い鳥は、新しい時代に向けて、少しづつではありますが、再び公演活動を開始していきたいと思っております。今回のフェスティバルのテーマは、劇団青い鳥にとっても“再生”への一歩となればという思いと重なり、また、銀の実のなる大きな木の下で繰り返される人々の物語も一人ひとりにとって再生の物語なのかもしれません。
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